年代記 · 2008

2008 世界金融危機とKOSPI半減

投資シミュレーションSHOBOの18年間は、2008年1月に始まります。米国の住宅ローンの焦げ付きが世界の金融機関に広がり、KOSPIは10月までに半値になりました。

サブプライムからリーマンへ

発端は米国のサブプライム住宅ローンです。返済能力の低い借り手向けの住宅ローンは証券化商品に組み込まれ、世界中の金融機関が保有していました。2007年に住宅価格が下がり始めると、どこにどれだけ損失があるのか誰にも把握できなくなりました。2008年3月にベア・スターンズがJPモルガンに安値で買収され、9月15日には創業158年の投資銀行リーマン・ブラザーズが破綻しました。銀行同士が互いの支払い能力を疑って短期資金の貸し出しを止め、信用収縮は米国の外の企業や家計にも及びました。

韓国の株価半減、ウォン安、KIKO

年初に1,800台だったKOSPIは、10月24日に939まで下落しました。1年足らずで時価総額の半分が消えた計算です。外国人投資家の売りでウォンも下がり、年初に1ドル900ウォン台だった相場は1,500ウォン前後まで下落しました。銀行のドル調達が細ると、1997年に続く2度目の通貨危機を懸念する声も出ました。

ウォン安は輸出企業にも損失を生みました。ウォン高を前提にした為替ヘッジ商品KIKOを契約していた中小輸出企業は、ドルが急騰したことで巨額の損失を抱えました。輸出で稼いだ代金が、そのままデリバティブの決済に消えました。

低金利時代の出発点

各国の政府と中央銀行はすばやく動きました。米FRBは政策金利を事実上ゼロまで下げ、国債などを大量に買い入れる量的緩和を始めました。韓国銀行も基準金利を5%台から2%へ引き下げました。市場は2009年春に底を打って反発します。この時期に始まった低金利と大量の資金供給が、その後10年以上続く資産価格上昇の土台になりました。

数字で見るこの時期

KOSPI1,889 → 939-50% · 2008.10
ウォン/ドル₩933 → ₩1,508+62% · 2008.11

2008〜2026年の実際の日次終値。ゲームと同じデータです。

SHOBOの2008年

SHOBOはこの暴落の途中から始まります。初日に1,853だったKOSPIは、10月24日に939まで下がります。同じ期間にウォンは1ドル₩933から₩1,508まで下落したため、ドル建てで見た韓国資産の下げはさらに大きくなります。この1年を預金でやり過ごすか、底値圏で買うかが最初の判断です。

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この内容は教育目的のものであり、投資助言ではありません。